総務委員会にて視察に行っています(2日目:三重県津市女性消防団員・地域防災計画)

昨日より11/1まで総務委員会にて視察を行っています。

本日は、三重県津市に伺い、女性消防団員・地域防災計画についてヒアリングを行いました。

【女性消防団員】

津市では、2006年に10市町村が合併したことに伴い、10方面団73分団にて消防団が組織されたとのことで、近年の課題としては消防団員の減少や消防団員の高齢化が挙げられるとのことでした。

消防団員確保の取り組みとして、第一に、事業所の責任者の承認のもと、事業者近隣における傷病者の応援手当や火災発生時の後方支援活動を行う事業所機能別団員を創設し、11月1日時点では24名が入団したとのことでした。

また、女性団員についても10方面団すべてに女性団員が所属しており、そのうち8方面団で分団化しているとのことで活発に活動されている様子が見て取れました。

女性消防団員の活動としては、救命講習の指導や防火診断、救護訓練など、それぞれの分団の中で必要なことを行っているとのことでした。

調布市においても女性消防団員の創設を進めていく余地があるように感じました。

【地域防災計画】

津市には海も山もある土地柄、地震、津波、洪水、土砂災害など幅広く対策が必要とのことで、平成18年に津市地域防災計画が作成されました。

その後何度も見直しを行い、現在の地域防災計画になっているとのことでした。

やり取りの中で、人員体制について触れていただきましたが、やはり地域防災でカバーする範囲が増えているとのことで、増員を行っているとのことでした。

今後調布市における消防団員・地域防災の体制強化に向け、参考になるヒアリングとなりました。