本日、2024年第1回定例会にて科学教育(科学センター)についての一般質問を行いました。
2/27より始まっている調布市議会第4回定例会ですが、本日は私の一般質問がありました。
今回は「科学教育」をテーマに質問しました。
質問の中では、調布市の小中学校における理科教育の現状と課題について確認するとともに、科学センターの現状と展望についてお聞きしました。
「令和4年度全国学力・学習状況調査における調布市の結果について」によれば、理科において、小学校では全ての領域、中学校ではほぼ全ての領域で全国・都の平均正答率を上回るか同程度であったことが挙げられ、調布の小中学生は素晴らしい結果であったということができるかと思います。
そのような中で、「調布市内小中学校における理科教育」の特色や現状、課題をお伺いしたところ、調布市の理科教育では、自然への親しみや関心を高めるとともに、科学的な見方や考え方を養う教育が展開されているとともに、体験的な学習の一層の充実が課題であることが示されました。
そこで、活用すべきと考えましたのが、調布市の科学センターです。科学センターは布田小学校内にあり、市立小学校第5・6学年が対象児童となっており、令和2年から3年は定員30人、令和4年から5年は定員40名となっております。
ここで、調布市の「科学センター」の特色・取り組み・課題を聞いたところ、東京工業高等専門学校・電気通信大学・明大明治附属の高校、中学校と連携をしながら、食塩水電池や、カイロの作成、光ファイバー工作、レスキューロボットの操作体験といった科学実験等を含めた授業を行っていること、現在は倍率が約4倍であることが課題であることがあげられました。
これに対して、先生の確保や予算の確保を通じ定員増を果たし、科学センターに通うことを希望する生徒さん全員が通えるよう要望いたしました。
本案件は継続的に質問を行い、働きかけていくことで、何とか形にしていきたいと思います。
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※(追記)今年の倍率は約2倍となったとの連絡が入りましたが、その分1人当たりの回数が少なくなってしまいました。クオリティを下げず倍率を確保するよう働きかけを進めてまいります。
