本日、第2回定例会にて鉄道敷地整備と新紙幣対応についての一般質問を行いました
1点目の鉄道敷地整備ですが、鉄道敷地整備とは、京王線連続立体交差事業による京王線の地下化によって創出された調布・布田・国領3駅の駅前広場と、各駅をつなぐ線路跡地を整備するものです。平成28年3月に鉄道敷地整備計画が策定されたのち、今年度末までの整備完了が予定されましたが、完成まで残り10か月を切った現在においても、敷地整備の形態が最終的にどのような姿となるのか明確にするため質問を行ったものです。
市からは、以下の答弁がありました。
「水木ゾーン」においては、トリエ京王調布C館北側において、大型の「ぬりかべ」像や案内板、水木キャラクターのシルエットが視認できる間接照明、ブロンズ像などが整備される予定です。
「情報発信ゾーン」については、パネルバーゴラや桐朋学園大学から音源を提供していただく音の出るオブジェ、調布市ゆかりのアーティストによる作品の展示を行う予定です。
「健康ゾーン」については、起伏のある路面、ミストを設置したサブルートの整備やスツール、デッキを施したオープン空間の整備、車いす利用者でも利用しやすい立ち上げ花壇の配置などを行う予定です。
また、市報や市ホームページ、案内板、リーフレット、SNSを通じた周知がはかられるとのことで、ある程度鉄道敷地の最終系が明確になったと認識しています。
2点目の新紙幣対応については、新紙幣改刷に伴うレジや券売機を含めた市内の新紙幣に対応した自動販売機の改修・買い替えが、多くの場合、更新費用は100万円を超えるとのことであり、市内の中小企業・小規模事業者にとって負担は大きなものとなっていることから、助成について質問を行いました。
答弁では、市内中小企業・小規模事業者の新紙幣への対応について現状の相談は多くはないが、今後新紙幣流通に伴い具体的な相談が増えてくる可能性があるとのことでした。
確かに「現在」は新紙幣について誰も困っていないことから、いまのところの事業者からの相談は多くないことも理解できるものの、徐々に旧紙幣がなくなっていき、それに伴って事業主それぞれのタイミングで困っていくものであることから、日頃の相談の中で課題を拾いながら新紙幣対応への市の助成を検討してもらうとともに、相談内容をもとにタイミングと事業主の状況に応じて販路開拓や省力化投資などの使える国の補助金の活用のアドバイスなど進めていただくことを要望しました。あわせて相談状況に応じてその他国や都への新紙幣対応への助成の声を上げていただきたいことも要望しました。
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