令和6年度調布っ子“夢”発表会に参加してきました

本日は、令和6年度調布っ子“夢”発表会に参加してきました。

市内の小学校5校から5年生10人が、「わたしが考える未来の調布」というテーマで意見発表を行いました。

普段大人だけで考えていると、予算や制約といった大人の論理を前提に話を進めてしまうところ、子どもたちの純真な発想にはっとさせられることも多く大変勉強になりました。

以下、発表のメモですが、もしニュアンスが異なりましたら、ご指摘ください。

①Aさん

「ゲゲゲの鬼太郎」の聖地である調布市だが、布多天神社には妖怪が住んでいるという噂があり、自然の多い環境には妖怪が住みやすいともいわれている。一方で、近年の異常気象で植物が育ちにくくなっているという話もあり、調布市の自然がなくなるのが不安。自然を大切にしたい。紙やプラの使用量を抑えるほか食べ物を残さない行動も重要で、それを一人ではなくみんなで行いたい。

【夢】①町のいたるところに妖怪がリサイクルを伝える看板を。②楽しみながらリサイクルができるようおしゃれなリサイクルボックスを。

②Bさん

電車やバスをよく使うが、車いすでエレベーターに乗る人を見かけた。そのエレベーターを見ると鏡がついていなかった。その後もよく見るとホームの間が広くあいていたり、ホームドアがついていなかったりした。また、男性用トイレにはおむつ台がなく、父と小さい弟と3人では誰でもトイレに行かないとおむつ交換ができないことに気づいた。

【夢】調布以外の駅や図書館などにもユニバーサルデザインを。このことは、車いすの人だけでなく、お年寄りや子供にも役立つ。

③Cさん

春はジンダイアケボノの花見、夏は深大寺自然広場(通称かに山)や野川公園、秋は総合体育館で星の観察、冬は深大寺だるま市など、調布市は自然が豊かで歴史がある。

【夢】魅力ある文化を後世に伝えたい。

④Dさん

調布市は自然が多い豊かな街。深大寺の厄除けやだるま市などがある一方、調布市ほっとするふるさとをはぐくむ街づくり条例のなかで建物や自販機などを周りの景観と合わせている。

【夢】みんなに深大寺の良さを伝えていきたい。

⑤Eさん

調布市は緑が多く、みんなの森などもある。しかし、駅前の通りにはごみが落ちており残念である。

【夢】SDGsのうち、「つくる責任、つかう責任」において「2030年までに、お店や消費者のところで捨てられる食料(一人当たりの量)を半分に減らす」とあることから、今あるものを長く使ったり、使い捨てを避けたり、給食を残さず食べるようにしていく。

⑥Fさん

調布市にはたくさんの自然があり、神代植物公園や森のテラスなどがある。交通アクセスも良い。

【夢】さらに良い街にするために、SDGsの「陸の豊かさも守ろう」から、ごみをポイ捨てしないであったり、花壇を植えるであったりをしたい。また、住み続けられる街づくりにするため、優しく元気で明るい人を増やしたい。あいさつや物を大切にする、節水節電を心がけたい。

⑦Gさん

過ごしやすく、自然が多いことが調布市の魅力である。

【夢】ゴミがなく町をきれいにするため、ごみ拾いのボランティアを広めていきたい。また緑のカーテンを設置することで、涼しくなるとともに、落ち着く穏やかな気持ちになれ、来訪者や定住者が増加する可能性がある。動物や昆虫にとってもいい影響がある。3Rを意識して生活していきたい。

⑧Hさん

今度弟か妹ができる。調布を良くしていきたい。調布はスーパーやコンビニがあって便利である。しかし、公園の前でおばあちゃんが倒れていた時に大人は気づいておらずこどもで自宅まで送ったことがあった。

【夢】病院をたくさん作る。ヘルパーを増やす。仕事の時間を減らしたり選べるようにする。

⑨Iさん

自然環境やフィルムの現像にきれいな水が必要なことから映画のまちとなり東洋のハリウッドともいわれた調布市だが、映画館が少なくもったいない。また、映画のまちを強調するものも少ない。

【夢】映画館の数を増やすとともに、映画のオブジェや鬼太郎の数を増やしていく。水族館や自然を生かしたイベントも行いたい。伝統的なお祭りも受け継いでいきたい。

⑩Jさん

台風が近づいたとき、野川で氾濫警報が出た。もしもの時に備える必要がある。

【夢】①日頃からの訓練で避難方法が学べるが、学校だけでなく地域で行うことが重要。②備えについては、治水工事も重要だが、日々の備えはもっと重要。粉ミルクやおむつなど家族によって必要なものは異なるのでその確認も。③知識も重要である。もしもの時もあわてない一方で、水害後に川の近くに行って流された例もあり、安全に対する判断も必要。

皆様発表お疲れ様でした!