第2回定例会にてスポーツ振興・小中学校の老朽化対応・子ども食堂についての一般質問を行いました

本日、第2回定例会にてスポーツ振興・小中学校の老朽化対応・子ども食堂についての一般質問を行いました。

➀スポーツ振興
【要望まとめ!】バスケットボールなどを行う体育室の抽選倍率・使用率緩和とBMXをはじめとしたアーバンスポーツを行うための施設の整備について具体的な取り組みを進めてほしい!

②小中学校の老朽化対応
【要望まとめ!】小中学校の老朽化対応のため、建替えを含めた施設整備の前倒しや内装工事を進めてほしい

③子ども食堂について
【要望まとめ!】子ども食堂の運営を切れ目ないものにできるよう、調布市子どもの食の確保事業補助金の年度開始時点における補助金の制度概要の発表と交付申請開始をしてほしい!

➀(質問の具体的内容)スポーツ振興
調布市においては、多くのスポーツ大会が開催され、今年2025年11月にはきこえない・きこえにくいアスリートたちの世界大会である「デフリンピック」が開催され、調布市では、京王アリーナTOKYOがバドミントンの競技会場となることで盛り上がりを見せることが期待されているところです。

このような盛り上がりがある中で、高い抽選倍率・使用率となっているバスケットボールなどができる体育室の抽選倍率や稼働率の緩和やBMXをはじめとしたアーバンスポーツを行うための施設の整備について伺いました。

体育室の抽選倍率や稼働率の緩和については予約を入れても当日キャンセルになることへの課題や東京都や民間事業者、大学等との連携の可能性が示されました。予約の前払いなど回転率の緩和方法を研究していただくとともに、さらなるスポーツ環境整備を模索していただければと思います。

また、アーバンスポーツについては、BMXをはじめとしたアーバンスポーツを行うための施設の整備については機運の高まりを感じておられる一方で、生活環境に配慮した競技環境の適地などの課題が示されました。

利用者の意見を聞きながら、よりよい体育室やアーバンスポーツパークのありかたを検討していただくようお願いしました。

②(質問の具体的内容)小中学校における老朽化の対応と良好な学習環境の確保について

調布市の小中学校の校舎については、第三小学校(北東校舎)が1964年建設、八雲台小学校(南西校舎)が1965年建設、滝坂小学校(中央校舎)が1965年建設、緑ヶ丘小学校(校舎)が1965年建設、第三中学校(北西校舎)が1960年建設など、1960年代前半に建てられた校舎も多く、65年が経とうとしている校舎は当然老朽化が進行しています。

詳細な計画やシミュレーションを踏まえ、基本計画と合わせた時点修正により建て替えを含めた施設整備の前倒しも含めた検討を進めていただくこと、機を捉えて内装工事を実施していただくこと、工事の長期化で夏休みなどに内装工事ができないということであれば、今後の学校施設整備では工事のバッファとなるような空き教室の配置も検討いただくことをお願いしました。

③(質問の具体的内容)市内の子ども食堂に関連した事業について
子ども食堂の運営に重要な役割を果たす調布市子どもの食の確保事業補助金ですが、調布市においては令和7年度分については調布市子どもの食の確保事業補助金がどのようになるか6月に入りようやく公式なアナウンスがされました。

スケジュールの中では、補助金は4/1からの支出分までさかのぼって利用することが可能とあるものの、5月までは令和7年度について事業規模はもちろんのことやるかどうかもアナウンスされていなかった中で、支出を先行させることは各子ども食堂等の運営事業者にとってはリスクが高いと考えられます。

安定した食事の機会を確保することや地域交流の場を維持継続することに年度の壁のような行政の事情は関係ない中で、調布市子どもの食の確保事業補助金の年度開始時点における補助金の制度概要の発表と交付申請開始をするべきと考え、質問を行いました。

答弁では、新年度の補助制度の公表や交付申請の早期化を検討していただくとのことでした。こちらが実現すれば、子ども食堂の安定的な運営に寄与するものとなり、子ども食堂の運営を切れ目ないものとなることを期待できます。