ご質問にお答えしました
本日は大変ありがたいことに質問が多く寄せられた日でした。私に興味を持っていただきありがとうございます。
一人が持った疑問は多くの方も持っている疑問と思いますので、質問者の属性が特定できない範囲で見解を共有させていただければと思います。
・公共事業・インフラ投資について
適切な投資が必要な分野であると考えています。生活の実感としましても、徒歩や自転車、車いす、ベビーカーなどでは車との接触などに危険を感じることがあります。(私は車には乗りませんが、逆に車側も接触の危険を感じているかもしれません)
私の基本政策2でも少し触れておりますが、歩行者、自転車、自動車の通行を安全に分離するよう地味ながら着実に道路の拡幅を推進したいと考えております。
また、京王線の連続立体交差事業については、開かずの踏切を一つでも減らしていく観点からも進めていくべきものですが、都の事業であり、市が主体的に行うことというよりは都に働きかけていく類のものであろうと思います。
・公共交通の需要を測る方策について
調布市として市民の移動需要を適切に把握し、政策に反映することは非常に重要でありながらなかなか難しいことだと思います。調布市では調布スマートシティ協議会を発足させており、
NTT東日本や京王電鉄、電気通信大学などが構成メンバーとなっておりますので、こういったメンバーのお知恵をお借りしながら、政策に反映させていただくものと思います。
・行政手続きのデジタル化について
役所では異動が頻繁にあり、デジタル化を個人の技量に頼ることができず、
誰がやってもある程度できる仕事のレベルにしておくことが重要だと考えます。その点では、行政のデジタル化はITコンサル等に外注していく方向が現実的な路線だと思います。(もちろんコンサルをコントロールできる人材の養成あるいは中途採用は重要です)
・芸術・文化事業の必要性について
私がドイツに駐在していた時、コロナ禍が始まり、ドイツでも日本同様
芸術・文化活動が制限されておりました。
その際、グリュッタース文化相は、「アーティストは今、生命維持に必要不可欠な存在」ということを述べ、芸術・文化で生計を立てる者を保護しました。
私はこの言葉に感銘を覚えて現在まで至りますので、そういう意味では
芸術・文化事業は市民生活に「不可欠なもの」と考えております。
・マイナンバーと健康保険証の一体化の問題点について
こちらについては、一体化で便利になればその分リスクも増すというたぐいのものと考えております。セキュリティについては、100%安全ということはなく、やはりリスクを感じるのであれば、一体化を行わないというのが選択肢になるかと思います。マイナンバーカードを作らないと不利益が生じることは個人的には問題と感じておりますが、一方でこちらは市レベルの問題ではなく国が対処する問題と感じます。
・今迄行われてきたコロナ対策について
調布市の行政はワクチン接種会場の設営など機動的に行ったことから評価できると考えています。
・LINEを公共機関が使うことについて
広報目的など皆に公開することが前提の利用であれば問題ないですが、LINEでそれ以上の個人情報などを扱うことは避けなければならないと思います。
