私が、キャッシュレス決済割引キャンペーンが微妙で、プレミアムつき商品券事業のほうが調布市民にとって良いのではないかと思っている理由
現在、調布市では「調布のお店を応援しよう!キャッシュレスで最大20%戻ってくるキャンペーン」が行われています。
調布市のHPによれば、以下の3点のために行うとしています。
➀ 市内事業者を支援し、地域経済を活性化する
② キャッシュレス決済の普及
③ 市民生活支援にもつなげる
しかし、本当にそうでしょうか。消費者庁のHPによれば「キャッシュレス決済を使わない」としている人は38%にのぼります。そうすると以下の点が問題として浮かび上がってきます。
「➀ 市内事業者を支援し、地域経済を活性化する」については、38%に人が使えない・使わないサービスであることから、活性化できる事業には偏りがあること(若者向けなどに限られ、高齢者に行き届かない)
また、「③ 市民生活支援にもつなげる」については、先ほどの問題点に加え、近隣の市区の住民も利用できてしまう点が気になります。調布市の税金が近隣の市区の住民のために使われることは、事業者にとってはどちらでも構わない問題でも、納税者目線では疑問が残ります。
そういった点から、私はキャッシュレス決済割引キャンペーンが微妙であり、アナログながら「プレミアムつき商品券事業」のほうが調布市民にとって良いのではないかと考えています。
※(1/24追記)予算の消化状況によって今回のように期間が短くなってしまい、買おうと思っていた日には割引が効かないなんて言うのもキャッシュレス決済割引キャンペーンのひとつのデメリットですね。
