第3回調布市障害者総合計画策定委員会を傍聴しました

調布市では、令和6年度以降の市の障害者福祉施策について定める「調布市障害者総合計画策定委員会」が作られています。

現在は中間報告書の策定に向けて、福祉ニーズ調査や関係機関ヒアリングが行われ、それをもとに本日1/26に意見交換がなされたところを傍聴してまいりました。

以下、印象に残った発言を記します。

・精神障害において3級であれば状態もよく、アンケートの回答が可能な一方で、2級以上になるとアンケートの回答は難しくなる。こういった回答の難しい方の意見を反映させることはアンケート調査においては難しく、今回困りごとは「特にない」という回答が一番多かったものの、あくまでも「アンケートの回答が可能な精神障害者」の中ではそうであるだけであることに注意してほしい。

・障害者の中で「医療機関に特に困っていない」という人が多いが、周りの実感と異なっている。困っている人はアンケートに答える余裕がないとも考えられる。

・当事者による障害理解の促進・普及啓発を行うための人材育成や発信する場が必要なことについて、当事者としてはよいことも悪いことも自分の経験を周りに理解してほしいことから、推進していってほしい。

・保育園、幼稚園から小学校に上がる段階で担当部署が変わることで切れ目ができてしまっている。切れ目のない支援の仕組みづくりが必要。