選挙における「供託金」制度とは?

昨日、調布市議会選挙の説明会に出てまいりましたが、その資料の中で「供託金」という制度が出てまいりましたので、現状含めてご説明したいと思います。

選挙における供託金制度は、公職選挙において、売名や泡沫候補の乱立を阻止するための制度として、一定の金額(市議会選であれば30万円)を預け、もし一定票数獲得すれば返金され、一定票数獲得できなければ没収されるという制度です。

この制度は供託金が高すぎるという点で批判があり、お金のない人が出馬できず、市民の政治参加を困難にし、大政党有利の制度になっているというものです。

確かに私が駐在していたドイツでは供託金制度がないようで、多くの方が政治参加しているようでした。政治をより身近にするには供託金の額をもっと下げていいのではというのが私の意見です。

なお、供託金が変換されるときには利息が付いて返ってきます(年0.0012パーセントですが…)