令和7年度予算(総務委員会所管分)が総務委員会を通過しました
調布市議会では、総務、文教、厚生、建設の4常任委員会があり、それぞれ議員が7人ずつ分かれて審査を行っています。
予算は、すべての委員会にまたがることから各委員会に分かれて所管部分を審査しています。
私の所属する総務委員会では、昨日、令和7年度予算のうち総務委員会所管分が委員会を通過しましたので、そのうち、定例の記者会見で説明があった主要な新規・拡充事業を紹介いたします。
(今後、3/27に本会議にて全体の採決がされることで初めて予算が成立します)
➀【防犯機器等の購入補助】
防犯対策を促進するため、東京都の補助を活用して、各家庭における防犯機器等の購入に関する支援を行います。
②【書かない窓口システムの導入】
多くの市民が利用する市民課窓口に、マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類から氏名・住所などを申請書に自動転記する「書かない窓口システム」を導入し、申請書の手書き負担の軽減や待ち時間の短縮など、窓口手続の利便性向上を図ります。
③【神代出張所の事務所機能の暫定的な移転】
施設・設備の老朽化に加え、待合スペースの狭あい化及びバリアフリー化などの課題解決に向け、事務所機能の暫定的な移転を行います。
④【市制施行70周年事業】
令和7年4月1日に市制施行から70年の節目を迎えるに当たり、これまでを振り返るとともに、市民と共に祝う機運を醸成します。10月26日(日)の記念式典当日には、文化会館たづくりのほか、市庁舎前庭や調布駅周辺等で連携イベントを実施します。
また、市制施行70周年を記念し、観光冊子「地球の歩き方 調布市」を制作します。市の歴史や各種記録の掲載など従来の市勢要覧としての役割に加え、著名な観光冊子として更に内容を充実させて発行することで、市の魅力を広く市内外に発信することができ、さらなる愛着の醸成に繋げます。
⑤【コンビニ交付サービス手数料の期間限定割引の実施】
コンビニ交付の利用促進による市民サービスの向上(どこでも市役所の推進)、マイナンバーカードの取得促進、窓口の混雑緩和を目的として、証明書のコンビニ交付に係る手数料の期間限定割引を実施します。 期間:令和7年3月1日~令和8年4月30日(14箇月間) 割引適用金額:一律100円
⑥【防災行政無線の難聴地域に対する取組】
防災行政無線の難聴地域における対策として、防災行政無線の放送内容を聞く及び見ることができるアプリを導入します。また、デジタルデバイドを踏まえた防災情報サービスの利用補助を行います。
